「でも、このままじゃ全部入らないからさ」
 瓶にはほぼ量を減らしてないビールがそのまま残っていた。
「そうだな、詩織ちゃん、尻を盛り上げてよ」
「え? な、なんで」
 突然の命令に戸惑う、さっきも草太朗さんがひょっこりと顔を出したりしたのに。
「だから、ビール勿体無いじゃん」
 そう言いてぐずる様な詩織を伏せさせてから、尻を持ち上げる上げさせると。
「行くよ、詩織ちゃん」
 瓶を激しく振った!
「ひぃいい!」
 どうしても悲鳴が喉を上がって来るのを止められなかった。