「何を偉そうに言ってるんだよ詩織ちゃん。もう、立場は違いうんだよ」
「バカな事を言わないで! 気を取り直すのよ」
それでも詩織は犯罪を許さない覚悟だった、預かっている子供たちが道を外れて行くのを納得できないから、更生させたいという想いも強い。
「仕方ないなぁ、人妻という牝の肉体の真実を詩織ちゃんにも教えてあげるよ」
と、小さな輪を作った紐が持ち出される。
「こいつを使うと一つ覚えられる事があるよ」
詩織にはそれが何なのか分かろうはずもなかった……