「ここで排泄してる所をちゃんと点検させてね」
 男子便器にお尻を向けさせられる、下宿生達はそれを取り囲む様に覗き込む。
「あ……こんな所を見てるなんて……ああああああああああああ!」
 人間に使うサイズの浣腸器ではない、我慢できる時間なんて長いはずはないのだ。
「ひぃ……ひぃ……」
 何度かの波を乗り越えて、ほぼ液体しかないような便が男性用便器に打ち付けられていく。そしてその生々しい姿に下宿生達は魅入られていた。
「ふう……お、俺たちは詩織ちゃんのチェックや掃除で忙しいから、これからは牛込荘の掃除は詩織ちゃんの仕事ね、もちろん自分のウンコで汚したんだからここだって掃除してね」
 今まで教育の一環として指導されてきたことを、全部詩織に押し付けたのだった。