「そんな、見ないで……」
「チェックだよ、チェック。詩織ちゃんが手を抜かないようにね」
 三部屋の全部シーツ交換、それを彼らは背後からずっと眺めている。もちろん全裸で作業をしている詩織の何処を観ているか、強烈な視線を感じていた。