「よいしょ!」
 描け布団のカバーを交換すれば一通り終了、テキパキとあっという間に終わってしまう。
「やっぱり詩織ちゃんがやった方が早いじゃん」
 それは分かっていても、本人にやらせるのが教育という物だから、詩織はいつもそうしていたのだ。
「でも終わりじゃないよ、詩織ちゃん」