「はぁ……はぁ……良かった、本当に……はぁ……良かった……」
 やっと牛たちが止まって草を食べ始めてた、牧草地のど真ん中で詩織は全裸で立っているのだけど、それでもジンジンと痛むクリトリスがまだ自分についている事が確認出来てやっと安心できたのだった。
「詩織ちゃん最高! あっち見てよ!」
 畜舎の方で、学生たちが手を振っている。怒鳴りつけようとした詩織はそれどころではなくなってしまったのだ。