「怖いよ、助けて」
「あっ! みんな! 何て卑怯な!」
「陥っている状況を理解したか? お前には既に拒否権はないのだよ。子どもたちを見捨てるのなら構わんがね。」
「うっう……分かったわよ、私がい……慰安婦になれば子供達を解放してくれるんでしょうね?」
「ああ、当然だ。だがこの場でお前にその誠意があるかを見せてもらおうか? 服を脱げ」
「はぁ、何ですって! 子どもたちがいるのよ。そげんことできるわけ」
「ならば交渉決裂だな」ゴーミンは子どもたちに銃口を突きつけた。
「待って! 脱ぐ、脱げばよかっちゃろ!」
そう言ってらんるはアバレンジャーのユニフォームを脱ぎ始めた。 |