「結婚しよう」
大嫌いな蛙の姿をした男が、母との再会を条件に求婚してきた。
魁も、もしかしたら翼だってお母さんの確かな記憶を持っていない……これを受けたら。
「弟たちにも、お母さんと会わせてもらえる?」
「当然だよ」
あの日から、家族の為に生きて来た……それはこれからも同じなのだ……