そのまま、使用口から外へ歩き出す。
 何処へとは聞かなかった、教えられない事を自然と選んだのだ。
「……」
 股間に風が通り抜けて、疼きはさらに大きくなっていた。
 その感覚が、次々に判断を狂わせていくのだろうとは、想像できていたのに……