「魔法は科学と同じ、錬金術と並ぶ古の秘術……
とはちょっと違う、魔法の言語の組み合わせで何万もの事象に介入するインターフェイスでしょ?」
魔法は天空聖者に許されし者だけが使える、もしくは自らがその高みまで成長した人にだけ使える。
「そう思わないなら読めばいいじゃない? きっと発動しない」
深雪は誇りに思っている、自らを高め自が魔法まで手に入れた子供達を……
しかし、先ほど……魔法は発動し深雪の身体の中でチーズは一瞬にして熟成した。
「イヤ……」
恐怖からくる胸の動機も、いつしか緊張の中で快楽に変わってくる。
脳内で発生している何らかの作用が、深雪を興奮させて次第に全身が高揚し股間が洪水に濡れていた。
「読みなよ」
読みなよ、なよ……なよ……
胸の奥が、痛いほど疼いた。
「ああ……ジルマ・マージ・マジュナ・マジカ・マジカ・マジカ……」 |