「「「ジャーンケーーン!」」」
ステージで行われているのは、じゃんけん大会の決勝戦であった。その真ん中に引き出された挙げ句に
5戦して5勝、今度勝てば優勝と言うその場にいながらも西堀さくらは嬉しくもなんとも無かった。
「ひぃい!」
「ぐ……」
相手の冴さんは、確かガオホワイトだったはず。
「「「ポン!」」」
「あぐ!」
『優勝!ボウケンピンク!』