すぐに、細いものを入れても気持ちよくなるからとゴーミンはそう言った。
「気持ちよくなど、なるはずがありません……私にとって……」
 それ以上わざわざゴーミンなんかに言ってあげる必要は無い。
「あはは、暁さんが全て〜か?」
「!」
 何度も、何度も叫ばされていた無意識にも操られてでも……無自覚に無遠慮に心の中を土足で踏みにじられる。
「何、泣いてるんだよ……これから優勝したお前には最高に嬉しい瞬間を与えてやるって言ってるだろ?」
 何かしらの椅子が引き出されてきた。
 その股の間に屹立している二つの男根を模した様な代物は女性に対して使われる為の物だった。
「な……なんですか……これは」