「お前の仲間だった、デカスワン謹製……絶頂椅子だ」
 デカレンジャーの……
「こんなものを作らせたんですね、酷い事を」
「おやおや、喜んで作ってくれたんだぜ、信じなくてもいいけどよ」
 信じる訳が無い、今のさくら自身の状況を鑑みれば尚の事である。
「よし!」
「あ!」
 軽い悲鳴一つ上げている間に、椅子の上に座らされた。
さっきまでゴーミンの腕が入っていたはずの場所は、まんまと筋肉を再生させられてきつ過ぎるほどだった。