「私に触れるなと言ったはずだ」
水平蹴りを回し終えた時、メレに触れようとしていた2体の戦闘員が吹き飛び、動かなくなる。
「触れたら……怪我をするぞ……」
「まさか、戦えるとは……変身できないはずだぞ」
変身などしていない、しかし……
「負けるわけがないだろう、リオ様と研鑽した獣拳はこの身体に染み付いている。死にたい奴から前へ出ろ」
この力があれば変身はいらない。