「まさか……処女ですか?」
「!!」
 知られる事などあって言い訳がなかった.
 今までずっと守ってきたのはいずれリオ様に、修行にしか興味がなくて、
相思相愛である事がわかっても手をつなぐ以上の事はなかった。
それでも精神的に繋がっていられたし、元々リンリンシーであるメレにとってはそれだけで満足のいくものだった。