「ここは……」
 暗い、真っ白の部屋の中にメレはいた。
「死にたい……でも、死んでリオ様の前に行くことが怖い……こんなにも汚されたメレを……メレを……」
 声を殺して泣く事しか、今のメレには出来なかった。