「お前にはこれからも俺たちのため子どもを産み続けてもらうよ」
「そんな……いやぁぁぁぁ……」
嫌だと言っても早輝に自由などがあるわけがない。元々のゴーミンだろうが触手人間の成り代わったゴーミンだろうと、早輝にとってまるで変る事のない未来しか用意されていなかった。
「す……スマイル」
笑顔の作り方を忘れて行く早輝だった。