その場にいたのは茉子ちゃんじゃなかった。
「おばさま!」
 かつて、空港で一度会ったことがある。
 何よりも、送られて来た写真にも茉子ちゃんと並んで写っていた。
「こ……ことはちゃん」
「大丈夫ですか? なして、こないなことにならはってん?」
「……ああ、私はいいの、茉子を……茉子を助けてあげて」
「茉子ちゃんを?」
 おばさまは話をしてくれた……