「もう中に入ってるミルクは全部ひねり出したか?」
「確認ついでに何度か魔法を撃ち込んでみるか」
 ゴーミン達が気絶している姫さまの体に何度も魔法をかける。
 ボフンッ! ブシューーーーー
 ビュルッビュルッ……
 姫さまの肛門から何度も何度も、チーズが生産される。
「ひゃひゃひゃ、きりがねぇなぁ」
 当然、何度も魔法でミルクを送り込んでいるのだから、そう改造された姫様の腸内では順次ミルクが生成される、茉子の場合一週間かける所を促成栽培の研究とかで、姫様は何度でもチーズを生産している。
 しかも、その都度目に見えて衰弱している。
「これ以上姫さまに体に無理させないで! 今から私が代わりにやります! ……やら……せてください……」
 もう見てられなくなった茉子がゴーミン達に訴える。
「お?『やらせてください』か……慰安婦らしくなったじゃないか、許さないんじゃなかったのか?」
 仲間を守る為に茉子はゴーミンに自分を売り出す。