「囲まれてしまいましたね」
「でも、大丈夫よ!」
「えぇもちろん!」
 数分前まで苦しめられていた集中浣腸器を中心に背中を合わせ戦闘態勢の構えを取る。
 3人とも浣腸された母乳は残ったままだし多勢に無勢は変わらない、状況と状態はハッキリ言って最悪だ。
「ここに居る他のみんなも助けにいかなきゃいけないね!
「ええ!」
 前回は一人で戦って失敗した……でも今回は違う、協力し合える頼れる仲間達が居るのだから。
 ウー! ウー! ウー!!!
 基地内のサイレンとライトが激しさを増していった。