「まーこーせんせー!!!!」
背後から園児の声が聞こえたと同時に目の前では黒子さん達が近づいてくるのが見えた……。
「茉子先生! みんな先生の事探してるよ? 僕達もおやつの時間にミルクとチーズ食べれなくて困っちゃう!」
「一輝くん…………」
ブラッドゲーム終了直後からもう人畜の捜索が始まっていた、国と志葉家の黒子さん達、そしてザンギャックによる三重の管理下ではあっというまに見つかってしまう。
まだ何もできてない、また何もできずにあの生活に戻る事しかできない、悔しさが込み上げてくる。