「はぁ……はぁ……ふぅ……」
 茉子は子供達全員の相手を終わらせた、気がつくと子供達は手際良く性行為の後処理をしていた。
「今日はたくさんヤったから妊娠しやすくなる薬を撃っておくね!」
 子ゴーミンの1人が茉子の腹部に排卵誘発剤を撃ち込む。
「ママの髪本当綺麗……またママと遊びたいなぁ……」
 また別のゴーミンは茉子の髪を撫でながら呟いた。
「こんな事……間違ってる……!」
「でもパパはそれでいいって言ってたよ! ママもセックス中は気持ち良さそうだしいい事だらけじゃん!」
 我が子にもザンギャックのゴーミンとしての教育が施されている事にもどかしい気持ちになる茉子、こんな気持ちになるという事は少なくとも他人ではなく自分の子供としての意識があるという事だ。
 この子達以外にも他にもたくさん居る子供皆がザンギャックに管理されているのだ……自分の子供すら救う事のできない事実に茉子は葛藤する。