「しっかりしなさい!」
 呆然としているハミィを揺さぶる。
「へっ……?」
「ハミィ! カメレオングリーン! あなたは誰!」
 自分を見失いそうになっている後輩に対して心を鬼にして覚醒させなければいけない、人畜である自分にもスーパー戦隊の先輩として、牝としてではなく後輩の為に声をかける事は出来るのだから。