「園児達のスキンシップはどうでしたかな? お二人とも、まんざらでは無さそうでしたね」
 園児達の愛撫でが終わり2人とも園内の牛小屋にリードを繋がれ四つん這いに待機させられる。
「どうしてこんな事に……?」
「ごめんなさい……私のせいでこんな目に……」
 本来は後輩達を巻き込まずに回収できず結果的にセラを巻き込み、猫も姿を消し、証明書は正真正銘の書類として機能しはじめた。。
 気が付けば裏庭の牛小屋で子供たちに動物の大切さを教える教材として、飼われる家畜になっていた。
「セラ先生は家畜として搾乳奴隷にとどめて……茉子先生は正式な人畜なので搾乳とチーズ生産ですね、思い出したのだけど、ナノマシンの機能は本当は残ってるのではないのかな?」
 園長先生は何やらブツブツ真剣な面持ちで呟いていた。
 それは、かつてやり直す前と同じように……