「は〜い! どうせ負けちゃうピンク戦士チームのみなさんには、慰安婦活動をしてもらうために集まって貰いましたぁ!」
 リタが嬉しそうに告げた途端――室内に乳白色のガスが充満してきた。
 シュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ……。

「なっ――こ、これは……っ!?」
 不測の事態に、モモコは慌てて口元を押さえる。
 室内を見回すと、怪しいガスは換気口から勢いよく噴霧されていた。
 5人の戦隊ヒロインに向けられたのだ。
(みんな、吸い込んだらダメよ!)
 本当は叫びたかった。
 しかし謎のガスを吸ってしまった数美とエリとひかりは、バタバタと倒れてゆく。
「これは、催眠ガス……なんで……っ!?」
 乳白色のガスは皮膚からも浸透してきて、モモコの意識が急速に遠退いてゆく。
 ドンドンドンッ!
 激しく扉を叩く音と、くぐもった茉子の声が聞こえた。
「モモコさんっ、モモコさ……ん」
「ま、茉子ちゃ……うぅ……」
 お互いの身を案じながら、ピンク戦士チームの意識が闇の中へと、落ちていった。