2人のインダベーは、興奮しっぱなしの茉子の体を珍しそうにジロジロと見る。
「こいつが、ザンギャックからのお返しの新しい現地徴用慰安婦ギョイ?」
 ザンギャックに他の誰かが慰安婦として引き渡され、代わりに自分がインダベーに引き取られたという状態なのは分かった。
「我らの為に全身性感帯になる処理を施したらしいギョイ、ハミィに比べて何もしなくても常に興奮してるらしいから、濡れまくりで俺らインダベー全員を相手するから丁度いいギョイ」
 茉子を横目にインダベー達が、そんな会話している
 反撃するタイミングも見計らったが、そんな隙があったとしても縄で繋がれ動きが制限されたいまの腕では、簡単に止められてしまうのは目に見えていた。何よりこの興奮しきった体や意識ではまともな判断もできず、反撃するタイミングなど最初から無かったのだった。
「早速この体を試してみるギョイ」
 2人のインダベーがフラつきながら立っている茉子に、近づく……