「ん❤……」
「やっぱりお前は変態なんだな」
たくさんの一般ジューマン達の視線に耐えながら街中を歩いている時に豚型のジューマンからそう声をかけられたのは、茉子が不意に吐息を漏らしてしまった後だった。
「そんなぁ❤」
「裸でいる事が好きなんだろう、しかもそれを見られるのが」
否定する言葉に迷っていると、どうやら目的地に到着した様だった、そこはジューランドが広く見渡せる大きな丘だった。
何故ここに連れて来られたかは分からないが自然豊かな風が母体に当たり正直心地よくなっていた。