「や、やめろぉおおおおおおおおお!」
スケジュール順調にこなしている茉子の目の前で行われた暴挙だった。
「おお、久々に暴れるじゃないか」
「お願い、やめさせて! ああ……そんなのダメよ」
「そうか、茉子先生と一緒で似合うじゃないか?」
目の前に連れてこられた人物には、茉子と同じように三つのピアスが女性のもっとも敏感な部分に取り付けられていた。
「ダメェ……」
いつの間にか、日本へ帰ってきていた……いや、ザンギャックに捕まってしまっていたとは。
「母さん……」