そんなこんなで目的の電車が到着し、少年と別れを告げ乗り込む……。
(……❤❤❤❤❤)
 既に全裸なのにも関わらず両腕で無意識に胸を隠してしまうのは女性としての理性が働いていたのかもしれない。
(助けてなんて……思っちゃう……❤)
 すれ違う人達は変わらず無視を貫いている。
 守る側のはずの自分が本来助けられる側の人々に助けを求めてしまっていた……だがそんな事はありえない。
 ザンギャックTVで世界の平和を脅かす側の怪人達に犯され快感を感じてしまっている姿は奴らと同じ側と思われても仕方が無かった。
 肛門から垣間見えるチーズが芳醇な香りを置いてゆく。