「ほら! 茉子先生の体で採れたんだから先生も食べてよ!」
園児から差し出される焼き芋の一欠片……芋畑に両足を埋められてしまった茉子は身動き一つとれず口内にその毒芋を受け入れるしかなかった。
ガサガサッ……
「あむっ……」
子宮から伸びるツタや葉の感覚に不快感を覚えながら口に入れる。
麻薬成分を含んだ芋……その一欠片を飲み込んでしまった後に自分もゴーカイイエローのように我を忘れてしまうかもしれない事に恐怖を覚えた……。