「プルプル!(出番だ!)」
「え? ちょっとゴーミンさんは?」
 牢屋の前に四つの触手が生えた顔を持つ戦闘員が現れる……首輪と首筋の隙間に指を入れられ強引に牢屋の外に連れ出されてしまう。
 謎の戦闘員にいきなりぞんざいに扱われ、思わず陵辱者であるはずのゴーミンに助けを求めてしまいそうになる……。
 訳も分からない状況に無意識にゴーミンを頼り、そしてゴーミンを「さん」付けしてしまうのはゴーミン達の飴と鞭を使い分けた調教が着実に茉子を支配している証拠だった。
 そのまま"メーバ"に首輪を引っ張られながら茉子は宇宙船の外に連れ出される、地球とは明らかに違う別の惑星の景色が広がっていた……。