シュゴッタムの地下牢の一部に収監されたままレイプと搾乳の日々を送っていた茉子だった……一時敵の手に落ちたシュゴッタムは王たちの活躍によりその土地を取り戻したらしかった。
 そんなある日……
 ガシッ!
「な! え?」
 茉子の手を掴んで連れ出そうとしていたのは……
「ナナシ……」
 散々戦った相手だ。
「どうやって、ここに……」
 想像が難い物の、何かしら茉子がいるこの場所を突き止めて、探しに来たのだろうか、情報から隔離された状態で牝奴隷として生活していたが、もしかしたらこの世界に他の戦隊メンバーの牝奴隷達も来ているのかもしれないという可能性に行きつくことが出来た。
「ビッ(さあ、帰るぞ牝奴隷!)」
 茉子が居るシュゴッダムの城にはナナシの他にも魔虫兵ビービが一人同行しているらしかった。
 ガシッ! ザクッ!!
「ビビッ!!(なんだぁ!)」
「……その牝は……我々の牝奴隷だから……返してもらいたい」
 ナナシが茉子を指差して彼らを切ったシュゴッタムの衛兵にそう説明する。
「ほほう? だが嫌だな、牝奴隷が欲しいなら代わりになる牝奴隷連れて来い!」
「連れてくるならこの女ぐらいの上玉で頼むわ!」
 双方とも茉子の意志などお構いなしに話を進め、ビービとナナシはシュゴッダム兵達に言いくるめられるように追い返されてしまったのだった。
「ほら! ボサッとしてねぇで今日もヤるぞ!」
「は、はい……!」
 そして、今日もシュゴッダム兵達によって茉子は牝奴隷としての日常が始まる。
『もしかして……帰れるの……ん❤……』
 時間の感覚すら忘れるほどの時間この地下にいるというのに。
「でもこの女全然年取らないなぁ」
 茉子自身も教えられていない効果によって、茉子は外見上年を取ったりしないのだった。