「落ち着いたか?」
 茉子が産卵を終えて立ち上がる迄その男は待っていたのだろう。
「え……ええ❤」
「次だ」
 産卵したばかりだというのに休む暇すら与えられず球が放られた……陵辱列車内で茉子を犯す相手はウィールで決められる。
 カラカラ~……
 ゾクッ……!
「んっ……❤」
 次はどんな戦闘員に犯されてしまうのか……そんな事を考えながらウィール内を転がる玉の音を聞くだけで軽く絶頂しそうになっている。
 喜んではいない、犯されたくもない……でもっ……!
 身体を支配する快感という名の悪魔が茉子の気持ちを混乱させる、自分の気持ちがどうなのか判断が分からなくなりそうだった。