「あなたも逃げるわよ!」
戦闘員に変装しゲートを越えて来た女性が、一緒にゲートから出て来たもう1人の女性の手を取り走り出していた。
「あ……あそこが……」
そう、その人たちはゲートの向こう側からやって来て、こちらから入ろうとしていた茉子達が入る前にゲートが消えたのだ。
「そこのあんた達もボーとして無い!」
茉子もことはを連れて逃げ出そうにも先ほどの女性達と一緒にやって来た複数名のシャチーク達が茉子達の行く手を阻んでいた。
「こいつらも雌奴隷だしな」
「その通りだ」