「みんなぁシンケンピンクを嬲りたいかぁ!」
「「おおおおおおおおおお!!!」」
 茉子がザンギャックTVのチャンネル登録を催促した後、〇〇君が畳み掛け騒然としていた館内をさらに盛り上げる。
「シンケンピンクで童貞を卒業したいかぁああああああああああああ!!!」
「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」
 憧れと信頼の対象であるスーパー戦隊ヒロインかつ美人で童貞を卒業できる事に男子生徒達は爆上がりだった。
「イベント会場まで行くぞおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「「「「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」
 偶然ながらも男子生徒達は名誉市民として戦隊ヒロインと性交できる機会を得て有頂天になり期待を膨らませる。
「50人は超えてるみたいですよ、茉子先生!」
「そんな事って……❤」
 少なくとも今目の前に居る全員を相手にしなければならない事に体が既に熱くなっていた。
 新たな名誉市民獲得順位はこの瞬間に茉子の名前がトップを走り出した。