「や、やめてぇえええええええええ!」
「おお、久々に暴れるじゃないか」
 そして……情けなく、はしたない姿を晒している響子の前には娘の茉子がゴーミンによって押さえつけられていた。
「お願い、やめさせて!ああ……そんなのダメよ」
「そうか、茉子先生と一緒で似合うじゃないか?」
 茉子がゴーミン達に対して必死に懇願している。
 その茉子にも自分と同じように三つのピアスが女性のもっとも敏感な部分に取り付けられいた。
「だめぇ……」
 受け入れたくない現実を前に茉子が発した言葉一つ一つが響子の心に重くのしかかる……。
「母さん……」
 思いがけない親子の再会……だが今の響子には実の娘に対してかける言葉が見つからなかった。