「自分で試してもらわないとな」
 第一棟の中で、子作りマシンがモネの手足を飲み込んでいた。
「な……これ」
「ここは、我らゴーミンの数を増やす為のプラントだ、設計図とお前のランディックパワーで完成した」
「これ……私が……」
 考えたくも無い事を次々と聞かされる。
 そしてマシンが動き出すとモネの子宮内で新たな命が作られ始める。
「え?ええ?」
「全自動で出産までの工程は半日くらいといったところか」
「いやぁいやぁ」
 見る見る大きくなっていくお腹が恐怖しかなかった。