「これ、この前頼まれてたエネルギー結晶のパワーをレンジャーキー型にしてみたんだ」
「すっごい! 流石はハカセ! ありがとう!」
ルカの連続誉め言葉に、ハカセもまんざらでも無さそうな顔だけど、ちゃんとルカは本心で言っている。
「ガンとサーベル、もしかしたらモバイレーツでも機能するかもなんだよね〜」
「テストはしたの?」
不安気にその白いレンジャーキーを見る。
「凄い勢いだったよ、変身は出来ないみたいだけど、なんか動きそうなんだよねぇ……」
ハカセはどうも言葉を一生懸命に選んでいる様に見えた。