「我々も明日は早いし、帰っていいぞ。」
「妊娠しているんだから、体を大事にしろよ(笑)」
 ゴーミン達はルカを置いてその場から去ろうとする。
「待ってよ!!」
 ルカはゴーミン達が何を狙っているのかを理解した。
『コイツラ……』
 唇を噛んで悔しさに耐え、ゴーミンに懇願する。
「お願いします……今、産まさせて下さい……」
 大きくなった腹で仲間達、妹の元に帰る事など出来るはずがなかった。
「でも、止めて欲しかったんだろ?」
 ゴーミン達は楽しいと言わんばかりにニヤニヤと笑っている。
「お願いします……」
 地面に座ると自分から脚を開いて股間を晒す。
「産まさせて……」
 最後まで言う事が出来ずに泣き出してしまう。