「これから、ここでこの二人の結婚式を始めたいと思います!」
「ほほう……結婚か、妊婦が二人で結婚とはなかなか」
「ちょーいちょい。もったいなねぇ俺が貰ってやろうか?」
インサーンの説明に皇帝はやっと食いついてくれた。
「子供を産むなら結婚して、それからの方が良いだろうな……お互いに必要な存在ならそれが良かろう」
皇帝の言葉を聞いてアイムもルカも少し戸惑う。
「子供は可愛いものだ……産んだら大事に育てろよ……」