「くそ!」
ガレオンのシャワー室でルカの声が反響する。
『こんな事……』
仲間達に言えるはずもない。
体中についていた精液を洗い流し、歯軋りする。
『「またな。」』
ゴーミン達は、確かにそう言っていた。
『また……』
子宮の奥が熱くなる。
「く!!」
壁を叩き付ける。
『こんな事で、諦めてたまるか!!』
ルカの夢、自分の星を手に入れる。
その為に、ルカはゴーカイジャーになった。
どれだけ体を弄ばれようと、その決意が揺らぐことはなかった。