インサーンは、自らが管理しているつもりの奴隷を連れて小型の恒星間移動用艦艇に乗り込み飛び出した。
「インサーン……殿下に対する不敬は、赦されんぞ……」
ダマラスの心配はいずれ現実のものになるのだが、それは後の事だった。