「そ……そんな……」
「だって無理でしょ」
責任感からか千里は自分も行くと言い出す。
「途中でさっきの状態になったらやばいでしょ、どうせあの健太とか男子連中には内緒にしてるんでしょ?」
図星の顔、そんなことはルカにだってわかる。自分の中にも少しだけいる乙女がそうさせる。
「……はい……」