モニターの画像が切り替わる。そこには同じ場所で90名の平行世界のヒロインたちに抱かれる自分自身が写っていた。自分と仲間たちをゴーミンから解放するためにアイムの躰を愛撫する多重世界のヒロインたちは必死で、愛撫を受けるアイムの躰や心のことなど心配している余裕はない。躊躇うことなく尻の孔に舌を差し込んで嘗め回し、クリトリスを扱き上げ、乳房を揉みあげて強引に絶頂へ押し上げる。それだけがゴーミンから仲間と自分自身を解放する唯一の手段である。アイムがイク度に2、3人のヒロインがピアスの束縛から解放される。外れなかったヒロインは更に愛撫を続け、外れたヒロインはその立ち位置を次のヒロインと変わる。むせかえるような女の体臭が辺りを満たしているのが解るくらい、アイムもヒロインたちも汗と涎と愛液に塗れていく。
「ほおら、恍惚とされた、いい表情をしていますわ、アイム様。」
「やめて……もう、いいです。」
「目をそらせてはいけませんわ……。自分が牝奴隷だということをしっかり自覚していただかないと……」
「いゃっ……どうして……こんな……」
「貴女が平和の破壊者だからですわ。でも、もう心配しなくてもいいのですよ。今日からアイム様、いいえ、アイムは私だけの牝奴隷として、ここで暮らすのですから……」
 みゆきの指がアイムの括約筋を押し分け、お尻の中へ浸入する。
「あっ、やめて……やめてください……こんな……」
「アイムのお尻が敏感なのはゴーミンの報告で聞き知っておりますわ。それに、アイムはゴーミンよりも殿方よりも、なにより女性に愛される躰をしているようですわね。先の別世界の女たちより、もちろんゴーミンより優しく犯して差し上げますわ。何でも、アイムのマン汁は私の美貌を維持するためになくてはならない妙薬であるとか。これからはそのマン汁は私だけのものです……」
「そんなの……お断りします!」
 アイムはみゆきの手を払おうと藻掻く。
「ああっ……」
 乳首とクリトリスに着けられたピアスが大きく揺れる。
「当然ながら私も、名誉市民の称号をいただいております。逆らうことは無意味ですわ……」
「あっ……あっ……ああん……」
 ピアスが与える身を引き千切るほどの快感に汗に塗れ必死に耐えるアイムの裸体をみゆきは舐め啜りながら、踊るように振動するピアスを憧れの眼差しで見つめる。
「気持ちよさそうですね。これを作った方はさぞかし深い恨みをアイムに抱いていらっしゃったのでしょうね、そのお気持ちが良く伝わってきますわ。私の前であられもない姿を晒しいてるアイムを見ていれば……」
「あっ……いやっ……」
 アイムにはすでにみゆきの手を振り払うことさえできなかった。みゆきはアイムのお尻の肉を分け、アイムが吐き出した愛液で濡れた指だけではなく、拳までをその小さなアナルに押し込んでいく。
「ああ……」
「こんなに悦んでいただけて、私も嬉しいですわ。さあ、もっとマン汁を吐き出していただきましょうか……」
「あっいやぁ……」
「貴女の大切な人が、もうすぐここへやってくるでしょう。星じゅうで歓迎して、ここでつがいで飼って差し上げますわ。きっと、その方と一緒に嬲った時の方が品質のいいマン汁を提供いただけるようですから……」
「ああっ……ルカ……さん……」