背中を支えられながらようやく上体が収まると。
「動くなよ? 位置がずれたらやり直しだぞっ!」
背後からヨーコの両乳首に道具で挟むかのように、調整するゴーミン。
「それ……何よっ……!!」
冷たい金属の感触が乳首に触れて、怖くなってくる。
「ピアッサーだ」
「ピアッサー?」
始めて耳にする道具の名前。
その道具の使い道は、直ぐに知ることとなる……