あっという間に、ミホに取り付き、また子宮の奥へと花粉を運ぶ。
「嘘……うそでしょ……」
 ミホの姿を隠して生け垣を形成してしまった。
「ん……ん……」
 ミホに栄養を運び、ミホから育って生け垣は濃くなっていく。
「こんなところに、生け垣あったか?」
「さあ、まあ緑は目に優しいからな」