しかし、ゆめりあではゴーミン達には敵わなかった。
 あっという間に取り押さえられ、強制解除されてしまう。
「お前は、あの女の仲間だな。」
 ゴーミンは、美月の名前さえ知らなかった。
「とにかく、黙ってもらおうか。」
 猿轡を咬まされ、着ていた服が破られる。
『ちょっと!!』
 抗議の声を上げようとしても、それさえ出来ない。
「あの女が、どういう女かわからせてやる。」
 シャワー室の裏にある部屋に連れて行かれると、椅子に縛り付けられる。
「これからあの女が入って来るから、よく見ておくんだな。」
 そして、鏡の裏側で美月の痴態を見せられていく。
『ああ……そんな……』
『美月ちゃん……』
 かなりエグい事をされていく美月を見て涙が止まらない。
「もう既に……あんたの肉体も俺たちのものだがな、そうなった事を美月には言わない方が良いぜ」