思い出したくもない物が屹立している。馬並みのそれ、いやもしかしたら馬以上のそれを見せ付けながら、馬の顔が笑ってた。
「冗談じゃない!」
 あっという間にオルグは美月を捕まえると、何の前技もなしに突きこんできた。