人だかりの中で犯されていた美月が、さやかの悲鳴に反応して顔を向ける。
「あーあ、お前に関わったばかりにな……」
「あいつも、慰安婦として登録されるみたいだぜ。」
名誉市民が美月に耳打ちする。
『そんな……』