「いいか、この衣装を着たら、お前はモモレンジャー・ペギー松山だ。」
 青柳美月としてではなく、ペギー松山としてそれらしい振る舞いをしろと言われる。
「何を言って……?」
 今迄言われたこともない注文をつけられて、困惑する。
「今日の撮影は“プロパガンダ”を目的とした撮影だからな。」
 青柳美月ではなく、ペギー松山や他の戦隊ヒロインがAVに出ている事で、地球のスーパー戦隊としての求心力を落とす事が目的だと説明される。
「大丈夫。最初だけ演技できたら、後はいつも通り犯されて感じてれば良い。」
 いつも以上に美月の望まない、AVの撮影が始まる。